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【あんずシロップ】

彰栄幼稚園には大きなあんずの木があります。

お子さんたちから「あんずが食べたい」との要望があり、２０２３年度よりお子さんたちと一緒にあんずシロップ作りを始めました。

異年齢児が集まり２人１組になってあんずシロップを仕込みます。あんずの実に爪楊枝で穴を開けあんずの実と氷砂糖が混ざりやすくするのですが、１度作った経験がある年長さんが年中少さんに爪楊枝で手を怪我しないようにとあんずの実を固定して刺しやすいようにしてあげたり「ここを刺してみたら？」と穴が開いていない場所をアドバイスする姿も見られ、出来るようになったことに自信を持って取り組む姿も見ることができました。

仕込み終わったあんずシロップが出来上がるまで、お子さんたちは「ジュースになった？」「今日飲める？」と、わくわくとした表情で登園して来ますが、残念ながらそんなに早くは出来上がりません。そのやりとりが１ヶ月程続きいよいよあんずシロップが出来上がるとお子さんたちは大喜び。出来上がったあんずシロップは、ジュースにしてみんなでいただきました！！一口飲んだ瞬間「りんごの味がする」「ぶどうの味がする」と、自分が飲んで感じた味を伝え同じ考えの友だちを見つけると「仲間がいた」と嬉しい気持ちの共有を喜び合いました。中には「また早くあんずがならないかな？」と、早くも来年のあんずを楽しみにする声も聞こえました。

来年もあんずが実る季節になったらお子さんたちと一緒にシロップ作りを楽しみたいと思います。

【夏野菜】

園庭にある花壇では夏野菜がすくすくと成長中です。

春には年少さんにとって初めての種まきを経験し、毎日の水まきも沢山してくれました。

年中長さんも枝豆、スイカ、トマト、きゅうりといろいろな野菜を植えてくれました。

葉が大きくなるにつれ「この葉っぱはザラザラしてて他の葉っぱと違う」「葉っぱの形も違うよ」と、葉っぱの違いに気が付き周りの友だちに報告する様子もありました。

６月後半には、育ったおくらをみんなで収穫しお昼の時間に塩ゆでした物をいただきました。

不思議と苦手な野菜も自分が育てたものは美味しく感じられ、苦手な野菜の克服にも繋がっています。

夏の預かり保育中にもトマトが好きなかめごんも、お子さんからトマトをもらい美味しそうに食べています。